平成31年、令和元年度栗山小学校支援活動

4月23日(火)「春の自然を五感で感じよう」                  晴れ

時間:10:20~11:50  教科:総合学習

対象児童:4年生 参加人員:36名 班編制:6班                 

指導員:10名(SSN指導員4名、その他指導員6名)

SSN:荘子淑子(責)、尾澤伸幸、栗山忠俊、真鍋昌義

その他:大谷蘭、金柱雅信、林朝子、山岸香代子、依田彦太郎

実施場所:たろやまの郷

観察のポイントと内容

「たろやまの郷」で春を五感で感じる。

木々の様子: 新芽の色、感触、葉の匂いちょっとだけ味見(シロダモ、サンショウ、ニッケイ等)

フジ、サンショウ、アオキ、ハナイカダなど木に咲く花。

 

草花の様子: タチツボスミレ、イチリンソウ、ジュウニヒトエ、キンラン、ウラシマソウ、フデリンドウ、チゴユリ、カキドオシ、マルバスミレ、ホウチャクソウ、ヘビイチゴ、スズメノテッポウ、ゲンゲ、ケキツネノボタン、タガラシ、ジロボウエンゴサク

生きものたちの様子:オオカマキリ(卵)、アゲハ、クワゴマダラヒトリ幼虫、ヤブキリ(幼)、アズマキシダグモ、オオシロカネグモ、コガタコガネグモ(卵嚢)、マイマイガ繭。二ホンアカガエルオタマジャクシ、アズマヒキガエルオタマジャクシ、シュレーゲルアオガエルの声、二ホンアマガエル、カルガモ

総括

春の林、田んぼ、山の様子を見て新緑の色や新芽の感触等を観察。イチリンソウ、フデリンドウ、チゴユリ、ジュウニヒトエなど春の草花やシロダモの葉のフワフワ感、サンショウの葉の匂い、花の蜜の味に感動しました。草笛、10円玉磨き等の遊びもあり、「知らなかったことを色々知って楽しかった。」と子ども達は夏の観察会も楽しみになったようでした。

7月2日(火)夏の自然を五感で感じよう くもり

時間:10:20~11:50 (下見9:00~10:10)   

対象児童:4年生36名6班編成

教科等:総合的学習

指導員 SSN:尾澤伸幸、栗山忠俊、荘子淑子(責)、真鍋昌義 その他:大谷蘭、金柱雅信、山岸香代子、依田彦太郎、和田孝男

実施場所 たろやまの郷 

指導のポイントと内容:「たろやまの郷」で夏を五感で感じる。

植物:春、花が咲いていたもの(チャノキ。ホウチャクソウなど)が実をつけている。

またオオバノトンボソウ、マヤラン、ドクダミ、ハエドクソウ、ウマノミツバ、カラタチバナ、ネムノキ、サンショウ、ヒメコウゾなど夏に咲く花や実の観察

昆虫:ノコギリクワガタ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、ノシメトンボ、イトトンボ、クロコノマチョウの幼虫、モンキチョウ、ベニカミキリ、カノコガ、ヒメギス、オオヒラタシデムシ(幼)など

その他の生きもの:サワガニ、アメリカザリガニ、メダカ、アマガエル、カタツムリ、コガタコガネグモ、ナガコガネグモ、サシバ(夏鳥)、キノコなど

総括

途中雨がぱらつきましたが大したことなく、無事観察会を行うことが出来ました。

サシバのピックィーと鳴く声が盛んに聞こえ、林内や田んぼには様々なキノコ、春に咲いていた花が実となっている様子、ネムノキやカラタチバナの花、様々なトンボが飛び交ったり、産卵の様子、クロコノマチョウの幼虫、ノコギリクワガタ雌雄のデート、アマガエ

ル、アメリカザリガニとサワガニの闘いなど楽しく夏の自然観察ができました。色々見つけ、生きものを後で図鑑で調べてみるなどと言う児童もいて興味関心の深さを感じました。(荘子淑子)

10月18日(金)秋の自然を五感で感じよう 曇り

時間:10:25~11:50(準備9:00~10:20)         

対象児童:4年生36名6班編制                       

教科等:総合的学習

指導員 SSN:尾澤伸幸、栗山忠俊、荘子淑子、真鍋昌義、その他:大谷蘭、金柱雅信、山岸香代子、林朝子

実施場所 栗山小学校 多目的教室

 

 

指導のポイントと内容 

秋の自然の変化の様子を見て、触って、匂いを感じよう

植物:花から実になり種子ができている。はじけたり、鳥に運ばれたり、風にふかれ

たり、水に流されたり、動物に引っ付き虫で運ばれたり。実の匂いも嗅いでみよう。

木の実(ドングリ、マツボックリ、ムクロジ、ヤマフジ、クサギ、サンショウなど

草の実(イノコヅチ、コセンダン、チヂミザサ、ジュズダマ、カラスウリ、 ゲンノショウコ、ヘクソカズラ、ヤマノイモなど)

 

昆虫: スズメバチ、オオカマキリ、カマキリの卵鞘、イラガの空繭、ハチの巣など

総括

猛烈な台風15号・19号の影響で倒木や枝折れの為、たろやまの郷に立ち入り禁止のテープが張られていましたので、安全を考え室内で秋をみつける授業としました。パワーポイントでの自然観察クイズでは大変盛り上がり様々な意見が発表されました。その後、自然物を集めた実物をそれぞれ説明を受けながら観察。最後にドングリゴマ作りでコマを回して遊びました。児童たちは室内でも大変楽しく観察することが出来た様子でした。また、たろやま会(たろやまの郷で活動する団体)で作成したガイドブックも配られ大変喜ばれました。(荘子淑子)