長岡の森 自然観察会

日 時:平成25年4月8日(月)晴れ  9:30~14:30  参加者:33名

コース:9:30物井さとくらし公園→千葉花壇→正福寺跡→ムクロジの里→小名木川沿い谷津→山梨(川戸地区)→物井→物井さとくらし公園

担 当:A班 鈴木、鶴田、小澤、末永、渡邊

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空は快晴だが、昨日からの風がまだ時々強く吹く。参加者は33名、2グループに分けて出発!  

 

厳しい寒さの冬の後、一気に暖かくなり、春がやってきた。木々は芽を吹き、花芽を付け、眩いばかりの光景である。

ムクロジの里観察中
ムクロジの里観察中

今日のポイントは、仲間の花が同時に咲いているので仲間の違いを勉強したいと思う。例えば、スミレ科のタチツボスミレ、マルバスミレ、ヒメスミレ、アケビ科のアケビ、ミツバアケビ、バラ科のイヌザクラ、ウワミズザクラ、キク科のタンポポの仲間など。どれもこの時期よく見るものである。

①メダカ②シオヤトンボ

早々に見つけたタンポポで外来と在来のタンポポの違いについて説明する。道端には春の野草が勢ぞろい、すっかり馴染みの植物も大半が外来種である。 

①アケビ②ウワミズザクラ③イヌザクラ④ミヤマナルコユリ

前回とコースが重なるが、10日の間に里山の景色は一変、ヤマザクラやコブシの花が咲き終わり、ウワミズザクラやイヌザクラが咲き始めた。

①アケビ②ウワミズザクラ

アケビ、ミツバアケビ、サルトリイバラなどのツル植物の花が至るところに絡まりながら咲き乱れている。雄花と雌花の違いを興味深く観察する。アオキやイロハモミジ、コナラ、クヌギなどもよく見るとそれぞれに雄花、雌花、両性花など目立たないけれど花ざかりである。 

①シロバナタンポポ②ジュウニヒトエ

足元に目を向けるとホトケノザ、タチツボスミレ、ハルジオン、オオジシバリ、カラスノエンドウ、ノミノフスマ、ウラシマソウ、シャガ、クサノオウ、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、カキドオシ、ニリンソウなど色とりどりの花を咲かせていた。 

①ニリンソウ②ムラサキケマン

空気の清々しさと新緑が気持ちを柔らかくしてくれる楽しい観察会であった。(S)