吉岡西自然観察会

日 時:平成25年6月24日(月)  9:30~14:30 天候 曇り 参加人数 33名

コース:総合公園正門―(吉岡交差点経由)―10:45かると橋(コウホネ観察)-11:05かると橋  発―11:35木出城跡発―12:00御成台公園着(昼食、休憩)―12:45同公園発-13:30岡田邸着―岡田邸発14:00―14:30総合公園着

担当者:C班 遠藤、小田、荘子、晝間、松川、横山、渡辺(幸)

※写真をクリックすると名前を確認できまます。写真右肩にある「✕」をクリックすると、本文に戻ることができます。 

曇り空の中、総合公園を出発。早速、ナワシロイチゴの甘い実を見つけて味見!公園のドウダンツツジやツゲの生垣には、クサグモがたくさん網を張っている。 

マテバシイのかわいいドングリ、ムラサキシキブの花の上品な香りを楽しむ。ミスジマイマイの説明、オニヤンマはモンシロチョウを食事中!ヒメコウゾの赤い実、イシミカワはもう綺麗な青い実をつけていた。 

吉岡交差点を渡るとオオキンケイギクが目立ち生態系を崩す特定外来生物の強さを再認識した。

①コウホネ②ガマ③ネムノキ④クズ(葉)

ムクノキ、イヌシデ、エゴノキ、ウワミズザクラ、ネムノキ、サンショウ、クマノミズキなどの木々やコガネグモやナガコガネグモを観察しながら庚申塔のある三差路へ。

かると橋を渡り、並木川沿いにヨシ、ガマ、キショウブ、ショウブ、ミクリを見ながら進んでいくと、光り輝くコウホネの花が! 傍らにはヒメギス、キハダカノコガ、数種のクモなどが・・・

①コウホネ②ガマ③ネムノキ④クズ(葉)

いつまでも残しておきたいという思いを抱きながら並木川を後にする。谷津に響くウグイスやホトトギスの声、ホオジロ、コチドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイなどの姿も。 

 

中世の砦跡、木出城へ。板碑(1312 )は、仏の供養に使われた卒塔婆とのこと。虎口を通り、空堀へ進むとヨツバムグラ、ミズヒキ、イカリソウ、イノコズチ、フタリシズカ、ヤブレガサ、キンミズヒキ、キッコウハグマなどの野草が・・・

①ナワシロイチゴ②タカトウダイ

朝日神社にお参り。その頃には気温も上がり、途中のケヤキやスギの林は暫しの日陰となり冷んやりと気持ちの良かったこと!御成台公園着。珍しいオオバノトンボソウが咲いていた。オオヨシキリとシジュウカラの声を聴きながら昼食。

帰路は、ホタルガ、ムラサキシジミ、ノシメトンボ、ベニシジミ、モンシロチョウの乱舞を楽しみながら、田中一村のアトリエと云われる岡田邸へ。

①オオバノトンボソウ②イシミカワ

 

一村が襖絵等の仕事場としていたことを思うと感慨深い。総合公園に着いた時は雨雲が私たちに追いついて来たがギリギリセーフ。幸せと充実感のあった観察会でした。(W)