山梨古村自然観察会

 

日 時:平成26年1月7日(火)  9:30~12:00 天候 快晴 参加人数 32名

コース:旭公民館→香取神社→浅間神社→御嶽神社→妙見神社→豊受神社→旭公民館

担当者:A班 鈴木、末永、鶴田、渡邊、小澤、水野、荘子、 

              香取神社
              香取神社

今年度最初の自然観察会、初詣を兼ねて山梨古村の5社を巡り参拝と境内林の観察を実施した。

 

会長の年頭の挨拶の後、太田会員から「泥めんこ」について標本を見ながら紹介・解説を受けた。

 

快晴、無風の中、出発。1番目は経津主大神を奉った「香取神社」、境内林は市の保存樹林でアカガシ、スギ、スダジイ、イロハモミジなどの巨木が茂っている。

 

途中の農家の庭の渋柿が鈴なりに生っており、背景の青空に映えていた。

カキ              
カキ              

2番目は木花開耶姫命を奉った「浅間神社」、急坂を7mぐらい登った所に小さな祠がある。

 

昔は何本かの巨木があったと思われるが、今は上部が切られたスダ

 

3番目は御嶽大神を奉った「御嶽神社」、境内林は市の保存樹林で、ケヤキ、スダジイ、ツバキなどの巨木がある。

 

この辺りは縄文の遺構で、縄文土器や黒曜石の欠片が散乱している。

          ソシンロウバイ
          ソシンロウバイ

4番目は妙見神を奉った「天御中主神社、通称 妙見神社」、周囲が堀になっており、砦跡に建てられたものと思われる。

 

裏にはサイカチの木があり、例年に増して実がいっぱい落ちていた。

 

最後の5番目の神社は、豊受皇大神を奉った「豊受神社」、数本のスダジイの巨木には着生ランや着生シダが見られる。

 

 モミの球果はらせん状に密集した包鱗と種鱗を有し、地面にはそれらを散らしていた。

今日7日は「七草」、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ 春の七草」、を使った七草粥を頂く。

 

ゴギョウはハハコグサ、ホトケノザはコオニタビラコ&オオバコ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことである。

今回はナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザを見ることができた。

 

旭公民館に戻ると、手作りの暖かい甘酒が待つていた。歩いた後の甘酒は何とも言えない美味しいものであった。(鈴木)