小名木川周辺自然観察会

日 時:平成3月6日(月)9:30~14:30  天気:快晴   参加人数:17名

コース:旭公民館→松源寺→遠田橋→旧郷土の森沿い→ムクロジの里→蓮花寺→香取神社→いこいの広場(昼食)→栗山橋→松源寺→旭公民館

担 当:鈴木、水野、鶴田、荘子、渡邉、小澤 

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 今年の冬は寒くて、四街道でも2月に入って2度の大雪が降った。例年だと三寒四温の3月だが今週は七寒でなかなか暖かくならなかった。

昨夜も大雨と台風なみの暴風が吹き荒れ、観察会もどうなるかと気を揉んだが幸いにして天気は快晴、しかし風は2,3mと少々強く、気温も7、8度と低かった。そのためか参加者も普段の半数の17名と少人数が旭公民館に集合した。

①シロバナタンポポ②ミドリハコベ

今日の自然観察会の目的は、どんな植物がどんなロゼットで冬を耐えているのかと、陽だまりではどんな植物がどんな芽生えをしているか、さらにすでに花を咲かせているかを観察することとした。歩き始めると畑の隅にはフキノトウがいっぱい見られ、食べるには少しだけ花を咲かせて少し遅すぎた。

①オオイヌノフグリ②ノボロギク

道沿いの家々では白梅紅梅が枝いっぱいに花を咲かせていた。小名木川の土手を歩くと枯草の中に、オオアレチノギク、ヒメムカシヨモギ、メマツヨイグサ、ナズナ及びオニノゲシなど数々のロゼットが目に付く。

①ムクロジ(実)②ハンノキ(花)

谷津田の陽だまりでは、オランダミミナグサ、カラスノエンドウ、アメリカセンダングサ及びヨモギなどが芽生え、さらにヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ミドリハコベ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ノボロギク及びセイヨウタンポポなどがすでに花を付けていた。 

①アカガエル(卵塊)②フキノトウ

 

昼食は、ムクロジの里が閉鎖されたため、つくし座の自治会が管理している「いこいの広場」をお借りしてゆつくりと食べることができた。帰りは「栗山小鳥の森」を通りJRの地下道を通り抜け、旧郷土の森沿いを歩き、再び小名木川沿いに旭公民館に戻ってきた。(文:鈴木 写真:栗山)