長岡・栗山の森 自然観察会

日 時:平成14年月5月13日(火)9:30~12:00 天気:曇りのち小雨 参加人数:27名

コース:千代田公民館→長岡地蔵前→ムクロジの里→香取神社(昼食)→豊受神社→タラヨウの木→千代田公民館

担 当:小沢・末永・林・野島・山口

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 朝から小雨が降り続き、実施できるか不安でしたが27名の参加者が集まり、予定通り元気に出発。

左から①集合②集合③カラタネオガタマ④ヒョウタンボク

空き地には、タンポポモドキのブタナ、コウゾリナが競うように咲き誇っています。晴れていれば一面のイエローフロアに驚かされるところでしょう。

左から①集合②集合③カラタネオガタマ④ヒョウタンボク

ヤセウツボも「私たちも見て」とばかりに林立、誰に寄生して元気をもらっているのでしょうね。コメツブツメクサの大群落に遭遇すると、「北アイルランドの国花で、キャサリン王妃のウエディングドレスの刺繍にあしらわれました」との解説に感嘆の声があがりました。

①コメツブツメクサ②ブタナ③コウゾリナ④ジシバリ

出口遺跡では、「28000年前の我国最古のペンダントが発掘されました」の説明にも驚きの声、改めて四街道の歴史の凄さを知る思いでした。

①コウゾリナ②ジシバリ※コウゾリナの写真を誤って削除してしまったためネットからお借りしました。(松江の花図鑑)

道すがら、シロツメクサの葉やタンポポの笛で童心に帰り、大喜びしながら進みました。コウヨウザン、カラタネオガタマ、シキミなど珍しい樹木が次々に登場、カキネガラシ、ヤブジラミもよく見るととても可愛い花です。

①ミヤマナルコユリ

長岡の六地蔵さまを過ぎた林に差し掛かると大歓声! フタリシズカ、エビネ、キンラン、ミヤマナルコ、花は無いがクマガイソウ、ヤマユリも見えます。「参加して良かった」の皆さんの声に、雨の中でしたが喜んでいただけたことに安堵しました。

①キンラン②エビネ

その後、雨が強くなりやむなく中断を決定。残念でしたが千代田公民館に戻り、解散しました。半日でしたが新緑も存分に楽しめた観察会になりました。(小沢 写真:末永)