成田山公園 自然観察会

日 時:平成28224()  93012:30 天候 曇り 参加人数 39 

コース:JR成田駅集合(班分け、諸注意)9:55出発→薬師堂→出世稲荷→釈迦堂(五百羅漢彫刻)→雄飛の滝→(公園散策・水琴窟)龍智の池(浮御堂)→本堂前広場(解散) 

担当者:晝間、松川 岡部 藤吉 森 

 

今なお創建当時の面影を残す成田山最古のお堂「薬師堂」に立ち寄った後、出世稲荷へ向かう。空気は冷たいが沈丁花の香りに春の兆しが見える。出世稲荷を出たところで見通しのよい高台に立つと曇り空ながら遠く筑波山を見ることができた。

釈迦堂では二十四孝と五百羅漢の彫刻に見入る。見事な彫りから様々な情景がうつしだされ思わず足が止まる。カヤ、スダジイの大木を眺めながら額堂へ。前回は地震により立入禁止になっていたが今回は補強工事中。覆いで見えないが案内板の前で成田山と縁の深い市川団十郎について説明した。光明堂をひと巡り、奥の院の大日如来を覗き見た後、階段を下りて公園へ。雄飛の滝へ下る石段の岩肌にコケやシダがびっしり…。シダの会発祥の地の碑が近くにあると言う。地形からして霧の発生や湿り気が多い公園内は、シダやコケ植物、ウメノキゴケなどの地衣類、樹上のヨウラクランなどが樹木を覆いそれらの植物にとっては絶好の場所である。日当たりのよい斜面に梅の花が咲き誇る。少しの間散策を楽しむ。書道美術館前のヒイラギは、葉に刺がない優しい古木。水琴窟で澄んだ音を聞いた後は珍しい白松を観察。中国原産の白松は樹皮が白っぽく松葉が3本である。カラタネオガタマのかわいい冬芽、カイノキの直角に出た枝ぶりを見た後、満開のマンサクを眺めながら、池に沿って進む。ウメノキゴケ、ノキシノブが植え込みの木にもびっしり付いている。サルスベリの古木も見事、夏には鮮やかな花が池の周囲を彩るのであろう。早くもサンシュユが鮮やかな黄金色の花を枝先につけていた。蓬莱橋周辺でカワセミを期待したが残念ながら見ることができなかった。春の訪れを感じた観察会でした。(晝間)

              ほのかに香る気品のある梅の花

  アケボノアセビ     アセビ      オニシバリ     ナギイカダ

   マンサク      サンシュユ     カワズザクラ   ヒイラギナンテン

   アスナロ    カラタネオガタマ    シロマツ      コウヨウザン

   ノキシノブ    ミツデウラボシ  オニヤブソテツ    オオイタチシダ

   ウチワゴケ     ヒバゴケ      コケ植物    ウメノキゴケ他(地衣類)