三毳山・渡良瀬遊水地 バス観察会

 日時:平成29年4月3日(月) 7:00~17:00 天気 晴れ 参加人数 44名

コース:四街道駅→市川PA→羽生SA→藤岡佐野IC→みかも山公園東口広場→カタクリの園→道の駅みかも(昼食)→渡良瀬遊水地 湿地資料館(ビデオ鑑賞)→第一調整池→旧谷中村合同慰霊碑→館林IC→羽生SA→四街道IC→順次市内6か所の下車地

担当:松川、水野、三原、渡辺(幸)

※写真をクリックすると写真が拡大し、タイトルを確認することができます。写真を閲覧後、本文に戻る時には写真右肩にある「X」をクリックしていただくと、写真が閉じて、本文に戻ることができます。 

 4月だというのに風が冷たく感じる朝、44名の参加者が栃木県の三毳山と渡良瀬遊水地へ出発です。佐野藤岡ICを降りるとすぐに三つの山が連なる三毳山に到着。

①三毳山②③アズマイチゲ④マルバコンロンソウ

東口広場からスタートし池の周りから散策路の坂道を登ります。ここはカタクリ、アズマイチゲ、ニリンソウなどの山野草が自生し「花の百名山」にも選定されています。

ヤブレガサ、ホウチャクソウの芽出し、セントウソウの小花、多数のキツネノカミソリの葉が立ち、ニリンソウの群生はこれから。今はつぼみですが、花が咲いたら目立つことでしょう。

カタクリ

湿り気のある所にネコノメソウ。一気に階段を登りカタクリの園を心ゆくまでゆっくり堪能しました。満開のカタクリとの出会いは幸せな顔になります。カタクリ橋の脇にサンシュユが黄色い小花をいっぱい咲かせていました。カツラのオス木とメス木の新芽も赤くきれいでした。

「道の駅みかも」で昼食、買い物。地元野菜や佐野ラーメンなどを求めてバスに乗り渡良瀬遊水池 湿地資料館へ。資料館で渡良瀬遊水地の機能、成り立ち、歴史をビデオ鑑賞。館内の資料などの展示を見てガイドブック、図鑑なども入手しました。

①キジムシロ②トウダイグサ③ニリンソウに毛虫④ヤブレガサ

桜並木が続く土手を超えて渡良瀬カントリークラブの脇を通り、旧谷中合同慰霊碑までを散策します。3/18の「ヨシ焼き」が終わった後のヨシ原は黒々としていました。その中に早くも植物の芽吹きが緑色に。

ラムサール条約に登録された様に多くの野鳥とも会えました。残念ながら今日は月曜日でハート形の谷中湖はお休みです。慰霊碑前の土手に花曇りの空を背景に満開のナノハナが匂い立つような美しさです。

①テングチョウ②貴重種を見つけた?③野焼後の芽ぶき④菜の花満開

定刻に出発して四街道に向かいます。バスでKさんの進行で「あの日 あの時 懐かしの歌」を皆で口ずさみました。天候に恵まれ、カタクリの群生、延々と続くヨシ原を歩いて気持ちの良い観察会になりました。(渡辺(幸))