物井・亀崎方面観察会

 

日 時:平成29421() 9:3014:30  天気:くもり   参加人数:41 

コース:物井駅→(オドリコソウ・ジロボウエンゴサクの群落)→円福寺(休憩) 

→亀崎のニリンソウ大群落→熊野神社(昼食)→さとくらし公園→物井駅 

担 当:晝間 秋山 遠藤 岡部 藤吉 森 松川 横山 

 

 

 四街道の里山の春を味わう人気のコースです。物井駅周辺は訪れるたびに開発が進んでいて、どんどん野草たちも姿を消していきますが、白やピンクの衣装を着たオドリコソウはまた優雅な舞姿を見せてくれました。道端のカラスノエンドウにナナホシテントウの幼虫を見つけ、またアルファルファタコゾウムシの幼虫等をじっくり観察。レース状になったギシギシの葉の裏には、コガタルリハムシの幼虫も見えます。シロダモの若葉を触ったり、サンショウの香りを嗅いだり、五感を使って自然を感じることはとても素敵。田圃地帯から集落に入っていくと、林縁の斜面には、タチツボスミレ、ニリンソウ、ツルカノコソウ、ジロボウエンゴサク、ムラサキケマン、ヤブニンジンなど競って咲き、清楚なシロバナエンゴサクも観察できました。天照皇大神社を通り過ぎて、栗原様宅のスダジイを拝見、樹齢はひょっとして千年かともいわれるほどの迫力。この辺りは立派な木々が塀越しに見えて、歴史を感じます。でもかなり伐採されてます。 

円福寺で一休み後、坂を下って開発の為周囲がまるっきり変わってしまった物井弁財天までくると、目の前に田圃が広がり、用水路には下見の時は無かった水が豊かに流れています。丁度田植えの準備中です。左手にはクヌギ、コナラ、シデなど濃淡さまざまな緑の雑木林が連なり、その中にウワミズザクラの白い総状花が目を引きます。林田様のニリンソウ、カジイチゴ、ミズバショウなど間近に見せていただき、里山の原風景の中を熊野神社へ向かいました。途中パラパラ降っていた雨も、昼食をとるころには上がって、境内ではヤマガラのさえずりも聞こえました。亀崎の鬱蒼とした森に入いると、マルバスミレ、ツルカノコソウ、ホウチャクソウが見られ、ハナイカダやアオキの雌株と雄株、種々のシダ類を観察できました。 

しばらく楽しんだサクラに代わって、急に彩り始めた新緑の里山で、気持ちの良い散策を楽しんだ一日でした。(横山)

 

①ウワミズザクラ   ②キュウリグサ     ③コウヤワラビ     ④サルトリイバラ

⑤ジロボウエンゴサク(白)⑥ジロボウエンゴサク ⑦ハナイカダ     ⑧ミズバショウ

⑨アオキの雄花     ⑩ケキツネノボタン   ⑪オドリコソウ     ⑫ヒメオドリコソウ

⑬シキミの花 下見では高いところに咲いていたが、本番では直前に伐採されてしまった。

            ⑭アケビの花     ⑮ジュウニヒトエのつぼみ ⑯ニリンソウ

⑰オオミズアオ     ⑱ヨコヅナサシガメ ⑲アルファルファタコゾウムシの幼虫 ⑳誰の顔?

㉑ニリンソウの群落を観る ㉒ナナホシテントウ  ㉓開発の自然破壊?  ㉔タニシと小鮒の死骸