長岡地区林縁観察会

 

日 時:平成29515()9:3014:00 天気 曇り 参加人数:30名 

コース:旭公民館 → 大六天社 → 豊受神社 → 長岡林縁 → ムクロジの里山  

→ 香取神社(昼食) → 旭公民館(解散) 

担 当:小澤・荘子・鶴田・豊島・水野 

 

 会員の方が持ってきた、ウリノキの花(花弁が外に巻き返っている)、オオバウマノスズクサの花(サキソホーンのような)などを観察してから出発した。 

 畑の端にはチチコグサがあるけれど、よく似たものが何種類かあるので、なかなか区別が難しい。コンフリーは毒か否かで話が盛り上がった。この時期、クロヤツシロランが果実を突き上げていた竹藪は、伸びたタケノコを見るだけで何の跡形もなく、秋にまた来てみようと思う。薄暗い林のオオハナワラビのある中の道を行くと、所々に開けた所があり、トウバナ、ヤブニンジンが種をつけ、栽培放棄された?クサソテツの畑もあった。それにしても最近どこでもアメリカフウロを見かける。大六天社の森は極相林だったとのことだが、今は木が切られて明るくなり、林床にはたくさんのシュロが芽生えていた。 

 豊受神社ではイチヤクソウ、キッコウハグマが蕾を付けた花茎を伸ばしていた。昨日の雨でウチワゴケが生き生きとして葉を広げていた。ウチワゴケはだんだん増えているようだ。神社の裏手にはたくさんのモミの木が芽生えていたが、南限近い四街道で、このまま育つことができるのだろうか?と疑問を持った。それにしても下見時には咲いていた花がなくなり、他の花が咲いていたりして自然の変化の速さには驚かされる。 

 クスダマツメクサ、ヤセウツボ、ヌカススキ、コンクリート張りの斜面に生える根性植物を見ながら香取神社へ向かい昼食。だんだん暖かくなるにつれ昆虫も姿を現してきた。この名前が判るようになったら、観察会は更に面白くなるのだろうなと思った。 

 帰り道では満開のノアザミ、コウゾリナ、エゴノキの花を観察し、カキの木に付いている雄花と雌花を比較して違いを確認した。カキの花をこんなにしみじみと観察したのは初めてだという方もおられた。また、イヌザクラとウワミズザクラの違いなどを観察することができた。 

 解散後、会員の方から腕にマダニが這っていたという連絡があった。噛まれると場合によっては重篤な病気になるので、今後の観察会では、服装や虫除けなどに注意していただく事が大切だと改めて思った。 (文: 水野)

 

  ①イチヤクソウ    ②イヌスギナ      ③エゴノキ        ④オドリコソウ

  ⑤キッコウハグマ    ⑥キヅタの実     ⑦キツネアザミ    ⑧ホウチャクソウ

  ⑨ヨウラクラン    ⑩ササバギンラン    ⑪トウダイグサ    ⑫コナラの虫コブ

                                     ナラメリンゴフシ

 ⑬オオシロカネクモ    ⑭ササクモ      ⑮コジャノメ    ⑯ヒメウラナミジャノメ

   ⑰ツチイナゴ    ⑱ツヤアオカメムシ  ⑲ユウマダラエダシャク ⑳ヤマトシリアゲ

   ㉑ベニカミキリ ㉒カクムネベニホタル♀