酒々井散策 自然観察会

 

日時: 平成29年9月22日(金)天気 曇時々晴 参加人数 33名 

コース:JR酒々井駅9:30→麻賀多神社→(肥前坂)→上岩橋貝層→本佐倉城趾(城山・奥の山経由)→根古谷の館(12時昼食13時発)→酒の井の碑→JR酒々井駅着・解散14:15 

担当: 晝間、秋山、遠藤、岡部、藤吉、松川、横山 

 

酒々井駅を出発して51号を渡って明治天皇の碑があるという築山を見上げながら旧道の上り坂途中でクサギの木を見ました。白い香りよい花の密集と紅紫色の5裂したに藍色の実がのっかっている様は実にきれい。枝や葉に臭気があるところから臭木だと。若葉を湯がいて食用する地あり、実は染料にして絹物を秋の青空色に染められる由。美しい実はやがて鳥に。 歩道橋を渡った所が酒々井小学校で隣が麻賀多神社、下見の時は蕾でアスパラのようだったヒガンバナは満開を過ぎ、鎮守の森のケヤキ・スダジイ・アカガシ・ウラジロガシなど巨木の根元に、精巧な蝋細工の様な花は正に曼珠沙華の名の通り。リコリンという毒を持つ球根だが飢饉の時はその澱粉を用いたから救荒植物だと。花言葉は「悲しい思い出」とか。彼岸の頃に咲くヒガンバナは種子ができず人里にだけ咲くのだそうです。 

 境内にはハイイロチョッキリが落としたドングリがいっぱい。晝間さんが実を開けて撮った映像を拡大してゾウムシを見せて下さり、松川さんが「巨木の根は伸びた枝の先端まである」と教えて下さった。急な坂を下る手前に昭和24年に建った酒々井中学校の門柱だけがあり今は小学校の運動場通用門に。当時校舎の裏の松林の間から印旛沼とポプラの木と京成の線路を見下ろした覚えがあります。上岩橋という地名は知っていましたが古東京湾だった頃に堆積した貝層があるとは驚き。水田にはコガマ、ジュズダマ、今回覚えた黄色い花のヒレタゴボウ、健脚で目の良い益満さんが見つけたサクラタデ、斜面の白い花はヒヨドリバナ、2週間前一面のピンクだったツルボの花穂が下から緑色の実に変わり、根古谷の館で昼食後に見たツルニンジン(ジイソブ)は初めて出会った珍しい草。最後に寄った「酒の井」の伝説(父親思いの孝行息子が汲んだ井戸水が酒に)が700年前とありましたから、下総台地の酒々井の歴史は深いと感じ入りました。                                                    (秋山久子)

 ※下見の写真はトピックスの「酒々井観察会下見」をご覧ください。