総合公園への道すがら

皇居乾通りのお花見の後、少し時間が有ったので久しぶりにみそらの自宅から総合公園までお花見がてら散歩しました。お目当てはカタクリです。桜はまだ少し早いでしょう。いろいろ発見がありました。

通称波乗り道路の工事はどんどん進んでいます。これが出来てもどれだけ便利になるか全くわかりませんが、お金はふんだんに使っているようです。誰のお金なのでしょうか?

波乗り道路を渡って林縁の道を行くと、昨年までは荒れた休耕田が一面埋め立てられていました。みそら小の観察会ルートで、自然が一杯でしたが今は全くその影もありません。ホタルやカエル、クモやドジョウ、ザリガニ・メダカ・・・み~んないなくなってしまいした。

南波佐間の森を少し過ぎたところでみそらホタル愛好会のKさんに会いました。ウグイスを見つけ写真撮影しているところでした。

旭中をすぎてしばらく行くと東側の山の木が大きく伐採されて、太陽光発電所になっていました。自然エネルギーを利用するのは大いに賛成ですが、今まで有った森の木がみんな倒されて、切り開かれているのを見ると「自然破壊」ではと思ってしまいます。地主さんは森の木では商売にならないので仕方なく商売替えをしているとは思いますが、異様な光景です。向い側の美林もいずれは切り倒されてしまうのかと思うと悲しくなってしまいます。ちなみに私も自宅の屋根に太陽光パネルを設置して発電していますが・・・

通称旭川は数年前から3面コンクリート張の工事が進んでいて、自然保護の観点からは真逆の方向に行っています。先日の「みどりの基本計画」推進委員会では当面の工事は完了との事でした。確かに工事最上流部には蛇篭があって既設の水路とうまく接続されている様でした。それなら、ところどころに蛇篭を設置すればいいのに と思ってしまいます。たぶん自然保護なんてする気が無いのでしょうね。右の写真は総合公園側の工事していない部分です。数年前まではこんなのどかな小川だったのですよ。

やっと総合公園につきました。入り口にはラッパズイセンのお花畑が一面に とてもすばらしいです。しばらく行くと左の崖には可憐なカタクリが今を盛りと咲き誇っていました。早く見に行かないとそろそろ盛りを過ぎてしまいますよ~

桜はあと数日で満開になるかも。でも木によっては枝の先までつぼみが付いていないのでちょっと寂しい感じの花でした。テニスコート近くの河津桜は満開で、メジロも密を吸いにやってきていました。ハナモモもきれいでした。(森)