佐倉西部自然公園観察会

日 時:平成30年4月13日(金)9301420 天気:晴れ 参加人数:31名        コース:池花公園 → 佐倉西部自然公園 → 広場(昼食) → 公園内観察 → 

畔田橋 → 市営霊園 → 池花公園(解散) 

担 当:小澤・荘子・鶴田・水野・豊島(欠)

 

北北西の向かい風が吹いていて、林縁の道を歩いていても吹き飛ばされそうであった。しかし、田んぼは田起こしがされ、シュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえる。ウワミズザクラのブラシのような花を手にとって見て、小さな桜のような花が沢山集まってブラシのようになっていることを確認。サクラという名前が付けられていることに全員が納得。このあたりにはカントウタンポポ、セイヨウタンポポ、そしてその混じりのタンポポがあることも確認した。ノゲシ、オニノゲシ、オニタビラコ、ヤブタビラコ、オオジシバリと黄色の花が一杯である。林縁の水の流れの中にはカサスゲが穂を出し、斜面下にはホタルカズラが清楚なブルーの花を沢山咲かせていた。ところでこの林縁にはモミジイチゴの木が多数見られ、6月ごろには黄色のイチゴが実る道になりそうだ。モンキチョウ、キタテハなどの蝶々が飛び、アラカシの木にはヤママユガの繭が3個ほど付いていて、繭の上方には1cmほどの抜け穴が空いていた。破れた繭もあったので、天蚕の糸の細さ、肌触りをしっかり感じ取ることができた。ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、ツボスミレ、タチツボスミレを見ながら昼食広場に向かうと、その坂道の両側には多くのキンラン、ホウチャクソウが咲いていた。 

 昼食を摂っているとき、ピックィ―ッという鳴き声が聞こえた。見上げるとサシバが円を描きながら飛んでいた。見ているとだんだん上空に上がっていき、雲の中へ入っていって消えてしまった。そのあとカラスの鳴き声が聞こえた。 

 昼食後、広場にムラサキサギゴケとトキワハゼが両隣に咲いているところがあったので、花の大きさ、広がり方などの違いを観察した後、アメリカフウロの茂みを迂回し、谷津の方へ向かった。ここにはギボウシ、アマナ、ヤマユリ、イチリンソウ、ヤマネコノメソウ、ツルカノコソウ、クマガイソウ、ヤマユリ、イカリソウなどの山草がよく手入れをされて残っていた。心無い人がいて、だんだん山草が少なくなっているということを聞いているが、このような心のうるおいの場所を、後々の人たちのためにも長く残しておきたいものだと思った。上手繰川の土手を歩いていると、突然、鳥の羽音がした。オシドリのつがいだったとのこと。カワウも近くに見られたとのことで、この川もきれいになったとの話になった。少し疲れたけれども春の気配を堪能した観察会であった。 (水野)