亀崎の森観察会

 

日 時: 平成301120日(火)9301350 天気 晴れ 人数30 

コース: 千代田公民館集合 → 御山不動堂 → 第二福祉作業所横 → 千代田調整池 → グランド → 熊野神社(昼食休憩)→ 清久寺 → 弁財天(一次解散)→ 千代田公民館(解散) 

担 当: 栗山、末永、辻、三原、山口、渡辺(愛)、渡辺(幸) 

 

  寒さも和らぎ青い空が広がる気持ちのいい天気になりました。千代田公民館の前の御山不動堂のナギはまだ成長過程であまり高くはありません。葉を葉脈の方向に引っ張ってもなかなか切れません。この強い葉から、男女の仲を結びつける力も強いと信じられ、昔は鏡の底にナギの葉をいれ、夫婦の円が切れないよう、離れていても忘れぬよう、と願ったとか。下見で分かりましたが千代田の調整池は何年かに一回池の水を抜くそうで来年の331日までかかるそうです。水鳥が少ないかと思いましたがホシハジロのオスとメスがいました。水を抜いた土にアオサギの足跡も残っていました。当日もホシハジロに会え、カワセミも大きな土管の中を出たり入ったり水面を飛ぶ姿は本当にきれいでした。連写できたらいいですよね。この辺は例年同じ場所でシロバナタンポポが見られます。住宅街を抜けて進むと杉林に入っていきゼンマイ、ベニシダ、ホシダ、リョウメンシダ、ハリガネワラビなどのシダ類が広がっています。一本のイヌビワを確認しヤマウルシの木の傍は近よらないように気をつけて、森の空気をたっぷりと浴び通過し、熊野神社に向かいました。センダン、マサキ、サンショウ、ツバキ、シキミなどに実が付いていました。少し暖かくなりキタテハ、キタキチョウ、アキアカネも現れました。熊野神社の参道にアカガシ、スダジイのドングリが。ケンポナシの実は「苦い」「甘い」「灰汁がある」とか言って盛り上がりました。タネは平べったく、自然物のクラフトに目にすると使えるとか。 

 モミジの紅葉を眺めて昼食を済ませ、神社裏手に花茎を伸ばした閉鎖花、茶色の冠毛にタネを付けたセンボンヤリを観察しました。清久寺下のナツフジの実。ビナンカズラの実はまるで和菓子の鹿の子のよう。タネは勾玉の形でした。黄葉したイヌゴシュユの実に小さいタネが。葉痕は猿の顔。ミカン科の奇数羽状複葉です。いつも気になっていた木が分かってすっきり! 弁財天に向かう道ははるか先に総武本線の電車が走り、田んぼでは籾殻の燻炭作りのいぶした煙がたなびく。アシボソの草紅葉、コスモスの花が風にそよぐ。そろそろ疲れも出てきましたが大幅に変わりつつある「もねの里」のおしゃれな住宅を見ながら千代田公民館に着きました。今年の紅葉は塩害などの影響からかきれいさに欠けるようですが、着実に植物は冬の準備を始めていました。お天気に恵まれた観察会になりました。(渡辺幸子)

 

    ナギ        ホシハジロ      アオサギ?の足跡   ケンポナシを探して

センボンヤリの閉鎖花  センボンヤリの種      林縁を行く    ミチヤナギの小さい花