山梨長岡観察会

日 時:平成31年 4月19日(金) 9:30~12:15 天気:くもり 参加人数:46名 

コース:旭公民館→御嶽神社→山梨・長岡林縁→ムクロジの里→小名木川 →松源寺→旭公民館(解散) 

担 当:坂口・荘子・辻・豊島・水野・三原・渡辺 

Google写真アルバム2019.04.19山梨、長岡林縁2019.04.09山梨・長岡林縁下見  

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①②旭公民館の外で集合、今日は46名の参加でした。③ハナミズキ

そろそろサクラは葉桜になりかけているが、ハナモモ、カリンの花は満開である。 

①ハナズオウ②カリンの花③モミジの花?種?

ハナミズキが色づきだしており、これが花びらではないという話とかヤマボウシとはどこが違っているのかとの質問もあり、皆さん勉強熱心である。

①ヒノキの1枚板の門②クサノオウ(毒)③ウワミズザクラ

①アブラムシ②ミツバツツジ③ホウレンソウの花

道端には最近目につくようになったフラサバソウがあり、タチイヌノフグリ、オオイヌノフグリとの花、実、葉の違いを比較することが出来た。

①ドウダンツツジ②アオイスミレ③モクレン

①ムラサキケマン②③オドリコソウ 

天御中主神社ではウワミズザクラがブラシのような花房を付けて、虫が飛び交っていた。御嶽神社前の土手斜面はオドリコソウ、クサノオウ、ユキノシタ、タチツボスミレなどに覆われ、新年の時の五社めぐり観察会の時とは大層様子が変わっていた。

①カキドウシ②アカメガシワ③イタドリ

①ジロボウエンゴサク②アケビ③ナツグミ

神社前を通過し、初めての観察コースを行くとカキドオシ、ジロボウエンゴサク、ウラシマソウなどが咲き、アケビの雄花と雌花を手に取ってジックリ観察できた。

①キヅタ②ミミナグサ③オランダミミナグサかな~  

①ウラシマソウ②ゲンノショウコ③ヤエムグラ      

それにしても、この道沿いにあったオドリコソウの数には驚いた。花を付けたナツグミの隣にはマユミがあったが、それにミノウスバの幼虫がびっしりと付き、糸を引いてぶら下がったりもしていて、葉がほとんど丸坊主になっていた。

①イチリンソウ②ノジシャ③ ハナイカダ   

①ナガミヒナゲシ②ニリンソウ③ハナニラ

確かに、これがすべて成虫になったら大変だ。木漏れ日の中に咲くイチリンソウをそっと覗き、来年、再来年と増えることを祈った。モミジイチゴの花は咲き終わろうとしており、黄色の実が付くのも楽しみだ。

①トウダイグサ②カラタチ③キササゲ

①②ナナホシテントウの幼虫とさなぎ③キジの夫婦

道端では、ノヂシャがライトブルーの小さな花をつけ存在感を主張していた。昨年より少し増えたかなと思えるニリンソウの花を観察し、確かに花の大きさや葉の形、付き方がイチリンソウと違うことを勉強した。

①種々のシバザクラ②エノキ(花)③ウスタビガのマユ

花が終わり枯れてしまったリュウゼツランの株脇には、テントウムシの幼虫、蛹、成虫がビッシリ付いている壁があり、ここでも昆虫の完全変態を学習できた。

八重桜の仲間

「サシバ!」という声に空を見上げると、ゆったり輪を描きながら飛ぶ勇壮な姿を見ることが出来た。また、『ケン・ケン』という大きな声のする方を見ると、キジのつがいが田起こしの済んだ田圃をゆっくりと仲良く歩いていた。

①小名木川沿②コオニタビラコ③松源寺のサルスベリ

今、小名木川沿いは春真っ盛りだ。最近、余り見かけなくなったコオニタビラコがあったとのこと。私は気が付かなくて残念だった。

①②クマガイソウ②ウメの実

クマガイソウの袋状をした変わった形の花を観察してから公民館に到着した。そして会員の方から差し入れされた、手作りのパウンドケーキもいただき、笑顔で解散した。(水野)