上野、南波佐間観察会

 

日 時:令和元年6月25日(火)9:30~12:00 天気:晴れ 参加人数 29名 

コース:旭公民館→南波佐間の森→南波佐間林縁→上野地区内→和田林縁→旭公民館  

 Google写真アルバム2019.06.25南波佐間・上野

※本文の写真をクリックすると拡大して、名前を確認することができまます。写真を閲覧後、本文に戻る時には写真右肩にある「✕」をクリックしていただくと、写真が閉じて、本文に戻ることができます。

昨日の雨が嘘のようで、蒸し暑い日になるという予想が出ていた。適宜水分の補給を心掛けるという共通意識で出発した。

①オオバノトンボソウの蕾②キンランの果実

田圃の苗はずいぶん力強くなり、緑が濃くなり背丈も伸び、雄のキジを2羽見られた。南波佐間の森では数本のオオバのトンボソウが蕾を付けていた。あと数日で花を咲かせるのではないだろうか? ヤマユリも蕾を付けていたがまだ少しかかりそうだ。サンショウの青い実を味わい『山椒は小粒でも・・・』という諺を実感した。

①サンショウの果実②シオデの雄花

林縁ではテイカカズラが木に絡みつかず、地面を這っていて15cmぐらいの芽生え(根もきちんとある)のように見える小枝を100本ぐらい延ばしていた。同定するのが難しかった。マダケのタケノコが道端のあちこちにあった。また、ここではホタルブクロとヤマホタルブクロの違いは萼片のところで見分けるということを勉強した。

①ナガバノハエドクソウ②ニガグサの蕾 

炭焼き窯を過ぎ、地区を通る道の脇にはニガクサがあった。まだ花穂を伸ばす前だったので、あと少し後に花の様子を見にきたいと思った。また、この道沿いの民家の塀にはキカラスウリが這っていて、まだ去年の実がぶら下がっていた。

 ①お地蔵様(1711年)②馬頭観音(1808年)

途中、立派なアメリカオニアザミが生えていて、要注意外来生物の話になった。私は気付かなかったが、キレハイヌガラシという厄介な外来種もあったとのこと。公民館に帰着し、鶴田さんから差し入れのスモモをいただき解散した。(水野)