小竹の森自然観察会

 

日 時:令和元年11月18日(月)9:30~13:40 天気:雨のち晴れ 参加人数26名 

コース:ユーカリが丘駅→女子大グランド右折→青菅橋付近右折→近くの斜面林(アオハダ)→さくら霊園(昼食・トイレ休憩)→手繰り川→臼井駅着 

担 当:秋山・尾澤・北村・栗山・藤吉・松川・森・横山 

 

ソヨゴ
ソヨゴ

 朝、雨が降っていた。もう少ししたら雨があがるという情報もあったので、はじめの会は、次の電車観察会の案内も入れてもらい、また今日の観察のメインである「アオハダ」の拡大写真をみせ、少し遅れて出発した。雨は少し歩いたならば、やんでいた。そしていつのまにか晴れ間もでていた。

 

クスノキ通りには、アオハダと同じ仲間のソヨゴの赤い実も見つけることができた。これはアオハダの赤い実も見つけられそうだと思った。

 

小竹小学校の校庭には3本のユーカリノキをみることができた。女子大グランド裏の空き地では、染料のアイ、葉の丸いユーカリノキ(ギンマルバユーカリ?)を見ることができた。また人家の庭にシマトネリコも見ることができた。こちらの方は「アオダモ」の仲間である。 

ユーカリ
ユーカリ

目的地の斜面林に近づくと、下見の時と同じように、空でノスリとカラスの喧嘩?を見ることができた。

 

近くの田んぼでは、スカシタゴボウとイヌガラシの違いを見つけたり、ヒレタゴボウの実の形やその多さに驚いたりしているうちに、斜面林のアオハダの紹介だという気持ちになった。

 

まず株立ちしている大きなアオハダを見てもらったが、ここには実がない。雄株なのかと思い、少し先のアオハダを見に行ったが、ここにも実はついてないし、落ちてもいない。

 

下見の時にも確かに見つけられなかったが、今回は拡大写真のアオハダの赤い実をみてもらい、大勢で探せば見つかるのではと淡い期待を持っていたが、残念なことであった。

 

「佐倉の植物誌」という冊子の紹介では約90本のアオハダが見つかるはずだと書かれていたが、そんなに見つけることはできず、これも残念なことである。

ナンテンハギ
ナンテンハギ

 その後、さくら霊園に着き、昼食をとり、手繰川を渡り、2回上り下りし、駅に着いた。

 

途中、カラムシの仲間(アオカラムシ?)を見つけたり、ナンテンハギを見つけたりしながら、余裕をもって臼井駅に着くことができた。 

 

 これからアオハダ探しは独自に続けようと思っているが、この時期の観察会としては、リンドウやサラシナショウマ、センブリなど、押し詰まった秋の野草観察がいいのかもしれないなと思っている。          (尾澤)

 

その他の写真は下記を参照ください。

 写真をクリックすると写真が拡大し、名前を確認することができまます。写真閲覧後、写真右肩にある「X」をクリックしていただくと、写真が閉じて、本文に戻ることができます。

①雨の中ユーカリが丘駅に集合②ヤマボウシ③クスノキ並木を④デュタンタ    

①白い花のハギ②根本が膨らんだクスノキ③、④ソヨゴ・アオハダと同じ仲間とか

①オリーブという店にオリーブ②マユミ③ユーカリ④シマトネリコ

①ギンマルバユーカリ?②アイ(染料の材料)③ヨウシュヤマゴボウ④ツゲの花と実

 

①ノイバラ②ノブドウ③シロダモ雄花④レンギョウ狂い咲き

①ヒレタゴボウ②ホナガアオビユ③オオニシキソウ④コシロノセンダングサ

①シラヤマギク②ヤブコウジ③アオハダ幹④アオハダ葉

①枝を削ると青い肌が②シロダモの雄花と実③トキリマメ④タイアザミ

①ヒサカキ②ゴンズイ③ナシの花が咲いて④トウ?ネズミモチ

①ジョロウグモ②ガマズミ③コブだらけのスダジイ④オオハナワラビ

①ベニバナボロギク②アカメガシワ③ニワトコ④ナキリスゲ

①カラスウリやっと見つけた②サザンカの垣根③ホウズキ④昼食場所に有ったカキ

①ドウダンツツジ②昼食後バスの時間で早めに出発③旧佐倉街道を行く④変わった干し方

①サザンカ②ニワトリのお宿③ナンテンハギ④ヨメナ