自然教育園電車観察会

日 時:令和元年11月29日(金)8:15~13:50 天候:晴れ参加者:43名 

コース:四街道駅(集合)→品川(乗り換え)→目黒駅(途中乗車者の受付)→自然教育園入口→教育管理棟→路傍植物園→館跡→おろちの松→武蔵野植物園→ひょうたん池付近(昼食)→水生植物園→物語の松→自然教育園入口(解散)

担 当:水野、三原、森、渡辺(幸)  

ムサシアブミ
ムサシアブミ

入ってすぐの路傍植物園には、こんなに寒いのにまだシロヨメナが沢山咲いていた。ア ブラチャン,モクレイシなど聞きなれない名前の木にも目が行った。 

 

あちこちにトウモロコシのような形の赤い実が、土からニョキッとでていた。そばには黄色くなった大きな三つ葉が萎れていた。ムサシアブミだとのこと。私の身近では見たことがないものだ。

 

ウバユリの果実(種はなかった)が沢山立っていた。

 

ウバユリ
ウバユリの実の殻

ウバユリという名前の由来:

【世話していた子供が成人する(花が咲く)頃には、乳母は歯(葉)がなくなっている】を聞いて、失礼しちゃうわね、と言っている人も。

 

 

この道筋にはモミジガサ、シモバシラ、イヌショウマ、ヤブタバコ、ヌスビトハギ、カリガネソウ、チョウジソウ、コバギボウ シ、ヤブコウジ、カラタチバナ、センリョウ、マンリョウなどの実を見ることが出来た。

 

頭上を見上げると、房状になったイイギリの赤い実が一杯ぶら下がっていた。 

トラノオスズカケ
トラノオスズカケ

それにして もこの教育園にはアオキが多いと感じた。

 

室町時代の豪族館付近にあった太いムクノキの 名札に、アサ科と書いてあったのには驚いた。家に帰って調べてみたらニレ科となっているものもある。どちらなのだろうか?

 

モミジの紅葉は、まだ上の方が半分程度紅くなって いるだけであったが、振り返って坂の上から眺めたら、光に当たって紅く輝いて美しかった。 

おろちの松の根
おろちの松の根

   

 おろちの松はこの10月16日に倒れたそうだが、そのままにしてあった。根を見て根を見てみると、倒れて 1カ月ほどしかたっていないが、根に黴が生えていて、腐っているようなところも多く、倒れる前から根が弱っていたのではないか? と思えた。

 

武蔵野植物園 ではタマノカンアオイがあったが、全て遠くにあって花を確認できなかった。

キジョラン
キジョラン

また、コウ ヤボウキが咲いていたとのことだったが、気付かず通り過ぎてしまって残念だった。

 

キジョランの青々とした葉が繁っていたので、実がなっているか調べたが、なかったのは残念 だった。キジョランの名前の由来でも「失礼しちゃうわ!」となった。

 

 昼食となったが寒かったので誰も四阿で食べず、日の当たるところで弁当を広げた。

その後、水生植物園 を一周したが、ここは6月頃に来るのが良いと思った。

 

樹齢約400年の『物語の松』の 姿に感心しながら、予定より早く出口に着いた。その後、隣にある庭園美術館に寄る方、他の方面に行く方など、自由解散となった。   (水野)

その他の写真は下記を参照ください。

写真をクリックすると拡大して、名前を確認することができまます。写真を閲覧後、本文に戻る時には写真右肩にある「X」をクリックしていただくと、写真が閉じて、本文に戻ることができます。

①②ムサシアブミ③④ラショウモンカズラ     

①ダイコンソウ②コクサギ③ヤブレガサ④ウバユリ

①センリョウ②カラタチバナ(100両)③ヤブコウジ(10両)④カラムシ

①ヤツデ②タマノカンアオイ③モミジガサ④ヤブラン

①ハゼノキ②ハゼノキの実③説明看板④ケチヂミザサ

①ウバユリ②スダジイの大木、土塁に植樹③キチジョウソウ④可愛い作業車

トラノオスズカケ 説明看板をご覧ください

①カルガモ②マユミ        

イヌビワとその実

①カマツカ②シロモジ③シロモジ④サガミラン

①テンニンソウ②ヒイラギの花③アカフユノハナワラビ④オオハナワラビ

①ササバギンラン②ノシラン③キジョラン       

①イイギリ②コウヤワラビ③ヤブラン④コバギボウシ

①ミツガシワ②ノイバラ③ワレモコウ④ナガボノシロワレモコウ

①トモエソウ②アオツヅラフジ③アオツヅラフジ④シオデ

①ムクロジ②ムクロジの木肌③④ヤブタバコ 触るとヤニの様なくさい匂い