佐倉城址観察会

日  時:2023年2月20日(月)9:30~11:45 天気 晴れ 参加人数31

コース :JR佐倉駅 → 武家屋敷 → 城南堤 → 出丸跡 → 佐倉城址公園駐車場(解散)

担  当:尾澤・栗山・晝間・藤吉・森

 

冬晴れのやや寒い朝、31名が佐倉駅に集まり、城址公園へと出発した。高崎川では下見の時と同様にオオバンが出迎えてくれた。薬師坂のところでは、ソシンロウバイの花、ヒイラギナンテンの花、それから時期はずれのギンモクセイの花をみることができた。また四街道にはないと思われるヤブニッケイ、ウラジロガシをみることができた。ヤブニッケイの方は、葉をつぶして、匂いを嗅ぐことができた。薬師坂の上では、シロバナタンポポをみることができた。武家屋敷通りの武家屋敷は残念ながら月曜日なので、しまっていた。しかしその通りには、ロウバイが咲いており、ソシンロウバイばかりみるのにこれは珍しいと喜んでいた。またジャノヒゲの綺麗な青い実が地面におちていた。ひよどり坂のところでは、ニッケイの幼木を太田さんが見つけてくれた。これも葉をもんで匂いをみなさん嗅いでいた。城南堤に出る前にヒメリュウキンカが民家の庭に綺麗に今が盛りと咲いていた。うちでも増えてしょうがないという声も聞こえてきた。下見の時にも空き地にこのヒメリュウキンカは咲いていたので、これはいずれ帰化植物となり、雑草化してくると予想した。(たとえばハナニラのように。※後に調べてみたら、すでに帰化植物「キクザキリュウキンカ」として出ていた。そのキクザキリュウキンカの小形をヒメリュウキンカというらしい。

 その後、後ろのグループがこないということで、しばらく待っていたが、先頭の私が下見と違う城南堤外の車道を歩いてしまい、結果的には合流したが、下見の時内側を歩くグループに心配をかけ申し訳ないことをしてしまった。合流後すぐ堀の端についた。堀にはオオバンとオカヨシガモとバンをみることができた。

 出丸跡から、坂を登ることになった。今度行く三毳山のカタクリの園へ登る練習ですと呼びかけた。途中小さな黄花を咲かしているネコノメソウをみた。また、まだ花は咲いてはいないがカテンソウをみつけることができた。雄しべが外側に弾いて花粉を飛ばすそうだが、その弾くところをぜひ見たいものだ。31名全員が天守台跡入口につくことができた。

 

 あとカワズザクラ、ウメが咲く駐車場まで少しだ。アマナの葉がたくさん出ている近道を通り、いよいよ到着した。下見の時にはほんのわずかしか咲いていなかったカワズザクラは数本5分位咲いていた。ウメも、満開近く咲いているウメが7、8本と増えていた。着実に春が近づいていると実感した。そして目当ての花を見たのでここで解散とした。

 

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