三毳山バス観察会

日  時:2023年 3月22日(水) 7:30~17:15 天気 晴れ 参加人数 35

コース :四街道駅南口 7:30→みかも山公園東口 →カタクリの園 →東口 →道の駅みかも(昼食) →万葉公園カタクリの里 →四街道インター 17:00

担  当:尾澤・晝間・水野・森

 

コロナのために3年間中止に追い込まれたバス観察会が復活できた。参加者は35名である。三毳山は、平成29年以来である。この日はWBCのアメリカとの決勝戦ということで、バスの中では、日本が点を入れるたびに賑やかになり、和やかな雰囲気で過ごすことができた。佐野藤岡インターが近づくにつれて、三毳山が大きくなり、バスはその麓にある道の駅みかもを通り過ぎ、みかも山公園東口についた。

 ここで、4つの班に分かれ、湿性自然植物園、野草の園、カタクリの園と観察していった。湿性自然植物園では、ザゼンソウをみた。このザゼンソウは達磨大師が岩屋で座禅を組んでいるというより、一寸法師が岩屋にいるという感じでかわいらしさが伝わってきた。次に野草の園に行き、アズマイチゲ、ニリンソウ、ミスミソウ、フクジュソウ、アマナ、カタクリなどの春植物・春の妖精をみることができた。キクザキイチゲという表示板に花は咲いてはいなかったが、キクザキイチゲの葉らしいものが数個あった。またキバナノアマナを一株だけみることができた。咲いていると思っていたイチリンソウが咲いていなかったのが残念と思っていたら、道から離れたところで数輪白く大きく咲いていた。ちょうどその近くにニンジンに似た葉をつけた小さな白い花を咲かしている植物を見つけた。後で、家で図鑑を調べてみたら、「セントウソウ」という植物に似ていた。さて小橋を渡り、カタクリの園への登りにはいった。道端には、マルバコンロウソウがあり、渡りなおして小橋の下にはネコノメソウがあった。カタクリの園に着いてみると上も下も左も右も花びらを反り返らしたカタクリがいっぱいである。途中キツネノカミソリの葉がいっぱいのところを見てきたが、公園の人たちの維持管理作業が大変であろうと思った。

 下へ降りてきたら東屋のところで歓声が上がった。日本がアメリカに勝ったとのこと。なるほどこれは日本全国騒がしかろうと思った。次は道の駅みかもで昼食である。

 午後の観察は、万葉公園カタクリの里である。ここは「新花の百名山」で田中澄江が紹介したところでもある。カタクリの園と同じようなところなので、「またか」で終わってしまうところもある。やはり午前と午後とでみるものを変えるのがいいのではと思っている。ではどこがいいのか、返答に困るのが実情である。 

 カタクリなどの「春の妖精」に出会え、しかも天気に恵まれ、バス観察会が復活できたことは、よかったことだと思っている。(尾澤)

豊島さんの写真 ⇒ https://photos.app.goo.gl/QVw5dR279pfwEh2N6

栗山さんの写真 ⇒  https://photos.app.goo.gl/19nCT4ZGhepYEW1S7

          https://photos.app.goo.gl/q1KYtLHV9jZRs7UD6 

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