日時:2025年4月7日(月) 9:30~12:00 天気:晴れ 参加人数21名
コース:JR物井駅(集合)→近くの田沿い→宝蔵院近くの斜面→天照皇大神神社脇→円福寺(トイレ休憩)→物井弁財天→近くの田→千代田公民館(解散)
担当:晝間、藤吉、森、栗山(写真)、尾澤(写真・報告)

この観察会の下見は、花冷えの1週間前であった。その時咲いていたのはオドリコソウ1輪だったので、当日は心配になり、早朝オドリコソウだけ覗いてみた。そしたら、1輪増えたかどうかの状態であった。
そして出発前に、ニリンソウやジロボウエンゴサクは果たして咲いているかどうか心配であると話した。
シロバナジロボウエンゴサク | ニリンソウ | クサノオウ |
駅前の空き地の観察から始まった。2,3年前からスズメノエンドウが進出してきていたが、さらに増えていたので、今度はカスマグサが入ってくるだろうと話した。
ススメノエンドウ |
イロハモミジ |
ナナホシテントウ |
さて田の縁沿いの道に入り、オドリコソウを見に行った。2輪ほどしか咲いていなくても、皆さん喜んでくれていた。今年の田の縁は草刈りがされていて、オオキンケイギクのはびこりはなくなったようだが、ウマノスズクサも刈られていて残念であった。

そしてニリンソウがいつも咲いている斜面にきて、これから咲こうとしているニリンソウは2輪ほど、あとはつぼみの状態であった。
アミガサユリ |
ペラペラヨメナ |
ヨレスギ |
ジロボウエンゴサクは、何輪か咲きだしていたが、いつもはジロボウエンゴサクとシロバナジロボウエンゴサクが混じって咲いていたのだが、どれも白く見える咲きだしの段階であった。
ムスカリ |
スズメノヤリ |
ミツバアケビ |
ツルカノコソウはつぼみさえなかったようだ。少し行ったいつもカントウタンポポが咲いている空き地にはカントウタンポポが咲いていたが、今年はバイモが咲いていたので、皆さん驚かれたようだ
セイヨウタンポポ |
ハナニラ |
ブロッコリー |
天照皇大神神社脇の民家の庭にはヒトリシズカの花が咲き誇っており、道沿いではムスカリの花が咲き誇っており、近くのブルーベリーの畑では、ブルーベリーのつぼみとともに壺形の花が咲きだしていて春爛漫の様相である。

途中休憩の円福寺では、クマガイソウのつぼみ、イカリソウの咲きはじめをみて、今年は寺の裏庭の満開のヤマザクラとオオシマザクラも見て、お花見気分まで味わうことができた。
クマガイソウ【尾澤】 |
イカリソウ【尾澤】 |
オオシマザクラ【尾澤】 |
あとは、物井弁天に出て、道路を渡り、用水路沿いを歩き、田に出た。シロバナタンポポ、キジムシロ、コウヤボウキをみて、いつもの公民館への道を歩く。
シロバナタンポポ |
キジムシロ |
コウヤボウキ |
先ほど出会えなかったツルカノコソウの花をみつけ、リョウメンシダの芽吹きをみて、千代田公民館についた。

今年は、大変久しぶりにサクラの咲く入園式、入学式が送れたようである。でもニリンソウ、ジロボウエンゴサクの観察会は、あと1週間後でもよかったかもと思う。
この他の栗山さんの写真は「四街道物井地区自然観察会2025年4月7日(月)」を参照ください。
当日配付の資料に記載した下見で確認した見どころです。(五十音順にしています)